違和感

もし、あなたが、生きていてしっくりこなかったり、浴びせられている情報に直感的に疑問を感じることが度々あるのならば、それは、あなたに真の知性があるという証拠です。

 

あなたの周りを見渡して下さい。テレビや新聞から流される画一的な情報を事実だと思い込み、国中で同一の感情を持たせられ、とてつもない規模の集団として時には同情し、時には歓喜し、時には悲嘆し、時には恐れ、そして時には怒っているのです。あなたの周りの人々の多くは決して裕福ではないのに、不必要な物を買うことに必死で、アルコールや人によってはギャンブル、セックスの中毒となり、スポーツに夢中になり、食べることや着飾ることのために徘徊し、家族として過ごす時間は少なく、洗脳され、無能化されているのです。

 

しかし、真の知性を生まれつき持ち、わずかながらでも保持しているあなたにとっては、この世界で繰り広げられていることはあまりにも矛盾と偽善に満ち、虚構に支配されており、下らないことが多過ぎてばかばかしいと感じているはずです。あなたは飼いならされた羊たちから言われるかもしれません。「地に足を付けろ」「何も変わりはしない」と。そしてあなたはためらい、迷っています。自分の真の敵は誰なのか、国家なのか、イデオロギーなのか、強大な資本家や企業家のような搾取者なのか、それとも自分自身なのか。何を変えるべきなのか、コミュニティーか、社会か、国か、世界か、それとも自分の中の信念なのか。

 

でもあなたは立ち止まってはいけない。諦めてはいけない。たとい今何をどう実行すればいいのか分からないとしても、あなたは着実に進化している。